全然おもしろくない!

今日は加藤さんとうちの会社の顧問弁護士を引き合わせるというお食事会を開いた。加藤さんは上海のITではとても有名な方で、私の疑問をひとつ残らず解消してくれるというすんごい頼りにしている方です。顧問弁護士さんは慶○の法学部出のお父様が共○党の偉い人で日系企業を相手にサービスを提供してくれるやり手弁護士。
以前からご紹介しますね。って言ってたんだけど、やっと実現。
とても楽しい夜でした。で、その後加藤さんとシノワズリというバーに行きました。私の今隠れ家として使っているバー。で、ひたすら話すこと21時〜23時半。


これは日記の題名とは何ら関係ありません。
とても楽しい夜でしたので。


問題は帰りのタクシーの中でかかってきた1本の電話。
彼からでした。
結論から言うと、日本に帰っちゃうかも、彼。。。
しかもこの1・2週間で決まるの。
「本社で俺が問題になっているんだよ。なんでそんなに長く上海にいるんだ?今すぐ日本に戻れ」とのこと。
詳しくは書けないんだけど最悪日本に帰ってしまいます。


彼はひとつ残らずその日にあったことや行動を私に報告してくれます。
何を思ったかと言うのは断片的にしか言ってもらえないんだけど、
そこから私が汲み取れるか取れないかの瀬戸際の言葉を選んでいるという感じです。


今日私に宛てたメッセージもここでは書けないけど、多分そういう事だ。
私は彼に出会ってこれから大きく変わる転機を迎えていると思っていた。
女性としても人間としても。
なのに、突然突き出されたこの現状に不安にならないわけはない。
来週はまた出張なので会えないし、どうなるんだろう。
彼を通して「私」はどうなるんだろう。と、
結局自己中心的な不安要素出現です。
やっとやっと落ち着ける場所を見つけたと思ったのに。です。ぐぅ。
彼はこの本社と日本・上海間のやり取りが
「面白くなってきたから、惑わすメールを飛ばしといた」と言ってた。
案の定メールを飛ばした後3カ国で大騒ぎ。
自分に自信を持っている・若しくは絶対的な必要性を3カ国が持っているとわかっているからそういう事ができるんだろうけど。自分でも「○紅から引き抜かれたエリートサラリーマン」だという事を言っていて、その事を自負しているし、それが何の因果関係もないのだけれども、とりあえず今駆け引きをしているようです。それを「楽しい」とも言っていました。本当にそう思っているかどうかはわからないけど。でも、私にとっては全然、全然おもしろくありません。


彼はそのエリートを辞めるかもしれない。
日本に帰るかもしれない。
それか本社が折れるかもしれない。(可能性的には低すぎる)


で、私の役目は?と考えた。
彼の選ぶ道を「正しい」と言ってあげること。
彼にとって不本意な点があったとしても、
彼がそれを選ぶなら「正しい」と言ってあげること。
で、そこにうまく私の感情を入れて「一緒に居たい」事を伝える事。
この二つです。
だって、私には33歳のオトナが考える事がわからないし、
その状況がわかっても適切なアドバイスを言えるとは更々思ってない。
もちろんその術を持っているわけがない。26歳の小娘なのですから。


大丈夫、私にならできるよ。と思いながら、
ヒシヒシと「いい女になりたい」と思うわけです。


彼にとっての
“都合のいい女”じゃなく、
“いい女”になりたいです。
というかなってやる!と思いながら家に着きました。



オヤスミナサイ。