昇格。

おととい、お昼ごろにメールが来た。
「日本出張なくなったんだよ。今日ゴハンどう?」と。
もういい加減一度食事にいかないと5回くらい誘われてたような気がしてたから。で、7時半くらいに家に着くと言う事を伝えて、帰ってきてお電話。


「今日ゴハン作るからこれからおいでよ」


ということで、ああ。ついにこの時が来たのかもって思った。
まあ覚悟決めて行ったわけ。
困った(実はドキドキ)アタシはとりあえず佳代に電話。だけど出ない!何を買っていこうか迷った挙句、虹梅路にあるチョコレート屋さんで6粒ほどチョコレートを購入してタクシーに乗り込む。折り返しの電話をくれた時はすでにその人の家の近く。次の日お茶しようって即決め。


で。
作ってくれたお料理は男の子が作る感じのとても凝った煮込み料理。
トマトとセロリと牛肉のスープにチーズが入ってた。
と、取っておいてくれた(?)チーズをふんだんに使ったお料理。
魚の卵と粒マスタードを混ぜたトーストにかわいらしいパスタ。
ありえない男です。
お土産もらいました。
ものすっごい可愛いアンティークのカップ。センス抜群。
で、旅行の写真見せてよーって話になって、カメラを見せてくれるのかと思いきや、PCのスライドショーにして見せてくれる。あーきたなーって感じ。横から首を出して覗いてたら案の定「こっちへおいでよ」「今日は一緒に居てくれる?」と。安いアタシ。


上海に来てから平日の朝帰りは初めてで、
もう終わりだなという感覚に陥ったのも初めて。


「朝急がなくてもいい日にまたおいでね。今度はかわいいカップで朝紅茶いれてあげるから。」


第2の女とはこうやって始まります。(ってあっちには彼女いない)
多分、この人から女であるアタシの集大成を学ぶと思う。
これから先、向こうに彼女ができるまでの関係です。
安売りをした自分に返ってくるものは多分虚しさと寂しさだけ。
わかってるのに、そうすることでしか繋ぎ止めれないと判断したあたしが居る限り、
そうなるのです。


どうでもいい男にはどうでもいいようにしか扱わないけど、
ヤバイと思った男にはどうしても安売りをしてしまう癖があるのはアタシの欠点。


とりあえず都合のいい女に昇格です(涙)