反日運動

dunzi2005-04-08

金曜日は嬉しい。
明日はお休みだもん♪
写真はなりちゃんとこないだ食べたジャージャー麺。マジ美味しかった!
今日は、四川料理を食べすぎて具合悪くなって、その後カフェでお茶してきました。


こないだ教科書がなんたらかんたらで、反日運動がすごいらしいってことをインターネットのニュースで知りました…。すごいんだね、今。友達から「大丈夫なの?反日運動!」と言われ「そんなにすごいんだー」と、他人事のように思ってるあたり何か間違っているでしょうか。

仕事をしているせいにしてはダメだと思うんだけど、あまり感じません。日本料理屋には中国人が居座り、職場の子は日本の商品を優れているといい、アタシに色々聞いてくるし、モチロン仕事をボイコットしたりもしない。街には日本の商品の広告が出てても破られるようなこともないし。でも、もうちょっと目を向けてみてみようと思ってみました。でも、今や歴史の教科書のその部分は国家間の政治の道具としか思えないのはアタシだけでしょうか。中国や韓国がどう出てくるかわかってて、そこに何かあるとしか思えないし、韓国なんかでは大統領の人気が落ちれば「日本との歴史問題」を連呼して、国民の意識を高まらせる、すでに私にはそのような政治的なものとしか感じられない。前はその度に思い巡らせていたけど、今はまたか…。としか思えない。麻痺してしまったのでしょうか。


北京にいたとき、教科書問題で学生たちが反日デモをしているのを見かけました。アタシは中国人にインタビューみたいに「君は教科書問題についてどう思う?」と聞かれて中国人に囲まれたのを思い出した。「戦略の事実が少しでも書いてあればいいじゃない。みんな参考書や色んな本を読んで何があったかなんてすぐに知ることができるんだよ?それだけじゃダメなの?」と、逆に聞き返した。「少なくとも中国で中国を勉強している日本人はみんなちゃんと理解してどう考えていくべきかくらいはちゃんとわかってるよ」って、言ったら誰にも何も言われなかったのを思い出した。そうだよ、私たちにはどうしようもできない過去だから知ろうとすることしかできないんだよ。

留学最後の旅行の時、昆明で出くわした田舎のおじいちゃんおばあちゃんのツアーの中のおじいちゃんと話したのを思い出した。
アタシのことを日本人だとは思わず話しかけてきたおじいちゃん3人。昆明で行った場所の話やこれから行く先など話した後、「君はどこの地方のひと?」と聞かれ「日本人だよ」って言ったら、2人のおじいちゃんは顔が真っ青になって、フラフラとホテルの中に入っていった。ホテルの中を見たら隠れるようにしてこっちを見ていた。胸が痛かったよ。あと一人のおじいちゃんは、アタシの隣にチョコンと腰を下ろしてしばらく何も言わない時間が続いた後、握手を求めてきた。遠くを見ながら「あの時の日本は本当に嫌いだったけど、今はもう一緒に歩んでいかなくてはいけないよね」そう言ってにこっと微笑んでくれたのが悲しくて、過去と今をこのフレーズだけにまとめるのに一体どのくらい自分と戦ってきたんだろう…。そう思ったら涙が止まらなかった。「私は中国が大好きで留学してきて、だからもっと勉強して仲良くなれるように頑張るね」って言ったらおじいちゃんは「ありがとう」って日本語で言ってくれた。おじいちゃんのしわしわな手が今も忘れられないんだ。

結局、何が言いたいのかわからないけど、そういうことなのだ。教科書なんて教科書でしかなくて、あたしには政治的なものととしか思えない。


今日はマッサージに行ってきたー。
気持ちよかったので、今日はとことん寝てやろうと思います。